入試に使うレベルという意味では黄チャートがお勧めです。文系の中堅私立大学や,比較的基本的な内容の問われる理系の大学(芝浦工業大学・武蔵工業大学・工学院大学など)の入試問題を理解して解けるようになるには十分だと思います。
黄チャートの効果的な使い方ですが,問題集として使うにはボリュームがあります。文系の方であれば,あくまで「参考書」として使うことをお勧めします。もし,問題集としても使いたいのであれば,相当な覚悟をもって取り組んだほうが良いでしょう。理系の方のように,入試において重点的に数学を使うのであればすべて解きこなすぐらいのことも必要かと思います。
問題集としては文系の方であれば数研出版のクリアーがお勧めです。学校納入教材の為に解説は個人販売してくれませんが,黄チャートなどをしっかりと調べながらやっていけば力がつくと思います。基本的な問題が中心ですが,中には多少難しい問題もはいっています。その部分に関しては,入試で必要かを見極める必要があるでしょう。理系の方であれば数研出版の4STEPが良いと思います。学校納入教材の為に解説は個人販売してくれませんが,黄チャートなどをしっかりと調べながらやっていけば力がつくと思います。発展問題に関しては,無理をして解きこなす必要はないかもしれません。
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