の直角三角形
を考えます。
の対辺を
,
の対辺を
,
の対辺を
とおきます。
そのとき,
,
,
と定義します。
この3つの値は
の値によって変化していきます。
そのため三角比は角度によって決まるので,三角定規で使った三角形から
,
,
,
,
,
,
と分かります。
その他の角度についても15°など求められるものもありますが(特殊な角の三角比),近似値の表が与えられて,その値を求めることもあります(例題2)。このときに覚えておきたい言葉が,「仰角」・「俯角」になります。測量などで基準となる点より上にあり見上げたときの基準を通る水平面との角度を仰角,下にあり見下ろしたときの角度を俯角といいます。
数学Tの目次へ
数学の目次へ
|