(1)
が実数であるとき,
を解くと,
を解くと,
このことから,
のとき,
は「真」
のとき,
は「偽」
したがって,
は,
であるための〔ア:十分条件〕である。
(2)
が実数であるとき,
を解くと,
を解くと,
このことから,
のとき,
は「偽」
のとき,
は「偽」
したがって,
は,
であるための〔イ:必要でも十分でもない条件〕である。
(3)
が実数であるとき,
小数第1位で四捨五入すると3になる
の範囲は,
を解くと,
このことから,
を小数第1位で四捨五入すると3になるとき,
は「偽」
のとき,
を小数第1位で四捨五入すると3になることは「真」
したがって,
を小数第1位で四捨五入すると3になることは,
であるための〔ウ:必要条件〕である。
(4) 不等式
を満たす実数
の範囲に0が含まれるとき,
で成り立てばよいので,
となり完全に一致する。
したがって,不等式
を満たす実数
の範囲に0が含まれることは,
であるための〔エ:必要十分条件〕である。
(5)
が実数であるとき,
が無理数のとき,
が無理数は「偽」
が無理数でのとき,
が無理数は「真」
したがって,
が無理数であることは,
が無理数であるための〔オ:必要条件〕である。
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