ここでは直線の式や点と直線の距離を求めることをせずに三角形の面積を
求める方法について考えていきます。
まず,原点
と2点
,
を頂点とする三角形
の面積を考えます。
2点
,
を通る直線の方程式は,
と表すことができます。
これを整理すると,
になります。
この直線と原点
との距離は点と直線の距離の公式を用いて,
となります。
また,2点
,
の距離は,
と求めることができるので,
原点
と2点
,
を頂点とする
三角形
の面積は,
となります。
この式を利用することで,直線の式や点と直線の距離を求めることなく,
三角形の面積を求めることができます。
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