同じ条件のもとで,1つの試行を何回か繰り返すとき,
これらの試行は互いに独立になります。
このような試行の繰り返しを反復試行といいます。
1回の試行で事象
の起こる確率を
としたときに,この試行を
回行う反復試行で,
がちょうど
回起こる確率はを考えます。
確率が
の事象が
回起こるので
,
確率
の余事象の確率が
回起こるので,
この積事象として考えて
としてしまうと順番まで決まっていることに
なってしまいますが,
回のうちに
回起これば良く,順番は関係がないので,
事象
が
回の中から
回だけ事象
が起こる場合の数を考える必要があります。
この場合の数は
なので,
となります。
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