同じものを含む数珠順列は普通の数珠順列とは別に考えていく必要があります。
普通の数珠順列では,
裏返して同じになるものは1つのものとして考え,円順列の半分として考えました。
同じものを含む数珠順列では左右対称のものができることがあります。
このとき,組合せを利用して円順列と考えると,
左右対称のものは1つのものとすでに考えられています。
このとき普通の数珠順列のように円順列の半分と考えてしまうと,
すでに1つにしたものをさらに半分にすることになります。
そこで同じものを含む数珠順列では以下のように計算します。
@ 円順列から左右対称のものの値を引く
A @で求めた値を半分にする
B Aで求めた値に左右対称のものの値を加える
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